ロボピッチャー復活について対談
 



加藤(以下加藤) というわけで、復活を記念して久々の対談です!

伊藤(以下伊藤) はい。いま深夜のおにぎりはうまいなという、そういう気持ちです。

加藤 伊藤さんは今、隣でおにぎりを食べながら対談に臨んでおられます。意気込みが一切感じられません。

伊藤 意気込みが感じられないというのが果たしていいのかどうかわかんないけど、今回はそういう気持ちかなあ。復活するぞっていうよりは、いつの間にか自然にそうなってたっていうか。

加藤 自然にそうなってたってよりは、いろいろあったけど・・・

伊藤 まあ、加藤君がやろうって言い出したのはでかいし、加藤君にはいろいろあったのかもしれないけど、個人的にはすんなりと復活した感じだけど。

加藤 俺としては、何よりもタイミングが大事で、音楽が出来るタイミングがいつか来ると思ってた。でも、そんなの自分でやりださないと来ないなと。どっかから敏腕プロデューサーがやってきて「君俺と世界変えない?」みたいなことはもう完全に100%ないんだなと。

伊藤 (笑)ないね。

加藤 なんとなくそれを完全に100%理解したときに、俺がやるっていわないと、もう誰もやるってならないんだなと、確信したのです。

伊藤 そりゃそうだ。ありちゃんとか森さんとかとは「いつやろう、やりたいなあ」って話はしてたけどね。

加藤 俺もなぜかありちゃんと会うとバンドの話になって、演りたいねえっていう話にはなった。

伊藤 ありちゃんはすごく演りたがってたのはわかってた。

加藤 そうなんかなあ。でも、今回の復活の精神的なボトムはすべてありちゃんが担ったとは思う。ありちゃんが作った空気に俺が触発されて始まったんだと思うよ。そもそも、活動を休止したときは、普通に一年で復活すると思ってて、ライブでもそういってて、でも俺の生活を取り巻く環境が激変してしまい、

伊藤 変わりすぎたねえ。

加藤 うん、で、どのタイミングで復活したらいいのかもうまったくわからなくなってしまった。僕の個人的な事情で復活が遅れたってのは大きな理由の一つだと思う。

伊藤 でもみんなのいろんな意見があったのに、いざスタジオに入って音を出してみたら、瞬く間に復活ライブが決まったという。

加藤 そうね、ほんとにもっといろんなことを話して、それぞれもう年をとってるから、それぞれの人生との兼ね合いとかも鑑みて、どんな活動をするのかを決めるのかと思っていたら、バーンと音出してみたら、即活動再開が決まっちゃった。

伊藤 結成からもうすぐ11年ですからな。長くやってると、音だけでもいろいろわかる。

加藤 ということは我々は記念すべき10周年を何もせずにやり過ごしてしまったのね。

伊藤 そうそう。そうなのよ。

加藤 俺としてはもう一個大きかったのは、去年のボロフェスタのラストにロボピッチャーのキノコが流れて、なんというか非常に複雑な気持ちになり、もうこんな気持ちにはなりたくないなあというのが復活への一つの契機になった。

伊藤 僕は現場にはいなかったけど、Youtubeで映像を見て、Twitterとかで発言してる人もいて、「うわキノコや!」ってなって、ええ曲やなと思って。

加藤 (笑)。でもあれはでかかった。俺は去年からボロフェスタも手伝わなくなったから、いろんなものがなくなっていっちゃうなあみたいな気持ちもあった。でもあそこでキノコが流れたときに、まあしかもそれは飯田仁一郎独断だったらしいけど、そのときに「あーまだがんばったら帰る場所があるんだな」みたいな気持ちにはなった。

伊藤 うん。

加藤 ただ、ボロフェスタにはさすがに戻れなかったけど。あのイベントは今の俺が戻るにはピュアすぎる(笑)。

伊藤 (笑)。

加藤 別に今ピュアじゃないっていうわけじゃないけど、ピュアさの質が違う。今もう一回僕が仕切ったら、それはもうボロフェスタじゃない。

伊藤 よくもわるくもそうかもねえ。

加藤 で、まあとにかく、復活するわけですが、復活ライブに向けて、これはどんなライブになるんでしょうか?

伊藤 えーーーー!今回はもうわかんないなあ。どんな顔してステージに上がったらいいのかわからない。それを今から作っていくのが課題です。

加藤 なるほど。

伊藤 個人的には久しぶりにお客さんの顔を見るのが楽しみです。ロボピッチャーのライブでしかあえない人ってたくさんいるから、そういう人たちに会えるのがとても楽しみです。

加藤 なるほどねー。俺はもう、どの面下げて戻ってきやがったこのやろう!みたいなことを京都で言われる覚悟をしてるよ。

伊藤 京都のお客さんは来てくれるのかなあ。

加藤 来てくれるのかなあ。

伊藤 リアルに不安だね。

加藤 俺は一応今回のライブに向けて新曲は五曲ほど作ったのだけど、やはり曲の作り方ってその時期の癖みたいなものがあるから、まだ今の自分の曲を把握できてない。

伊藤 うーん。どうなんやろ、アレンジしてみて、そんなにいつもと変わった感じはないけど。でも僕がアレンジして持っていった曲をさらにバンドみんなでアレンジするってことが、休止前よりももっとできるようになっててそれはうれしい。休止前は「曲作りのために練習する時間」がぜんぜんなかったから、練習して曲を良くしていくってのが出来ててうれしいけれど。

加藤 確かに曲を作ってる時間は楽しいけれど、休止前の最後のほうはぜんぜん出来てなかった。

伊藤 まあ、休止前の曲の練習もしなくちゃいけないから、たいへんなんだけど。

加藤 たいへんだ。

加藤 で、まあ、まとめると、とにかく、ロボピッチャーはほんとに復活しますよ、と。

伊藤 そうですね。

加藤 ライブに来てみてください、とそういうことですね。

伊藤 そういうことです。

加藤 もう絶対にすごいライブをするから来て!というよりは、どちらかというと、懐かしい友達に会いに来てよ!みたいな気持ちもあります。

伊藤 でもやっぱりすごいライブをしたいなあ。希望はある。

加藤 希望は俺もある。がんばって練習して、ぐっと上がったロボピッチャーをお見せしたい。

伊藤 体力づくりもがんばります。

加藤 俺も最近、会社に小走りで行ってるよ。伊藤君はなんかやってる?

伊藤 まったくなにもやっていない。忙しくて水泳にも行ってない。体が衰えてて悲しくなってる。

加藤 なんだよ、この対談。老化対談?

伊藤 いや、ほんとに20曲も演奏できるのかな。でもやらないとな。

加藤 まあ、やらないとね。

伊藤 あと手の皮強化!

加藤 あ!

伊藤 二曲ほど演奏しただけで僕の手の皮がむけたからね。

加藤 俺の左手の指もギターを弾ける状態じゃない。

伊藤 これからライブまで毎日キーボードを弾こう。

加藤 じゃ、俺もギターを弾くよ。

伊藤 そんなわけで、ロボピッチャーのライブをみなさまお楽しみに!

加藤 この対談を読んで、来たくなる人いるのかなあ。

伊藤 そんなこといったら、意味なくなるやんか。

加藤 ごめん。

伊藤 じゃあ、そういうわけで、みなさまライブ会場でお会いしましょう!

加藤 お会いしましょう!


ロボピッチャー復活ワンマンライブ決定!とりあえず東京だけ日程発表。京都は、もうちょっと待ってね。
ロボピッチャー

その音楽には、謎の原点がある

3年位前までは「本職はミュージシャン」といっていたくせに、
最近は「空間ゲームクリエイター」とかいう不思議な肩書きを名乗っている、
加藤隆生が率いるロボピッチャーがまさかの復活!

衝撃の活動休止からもう二年。充電と称してリアル脱出ゲームを作りまくっていた加藤は今どんな歌を歌うのか?
そして、バンドのグルーブはちゃんと復活しているのか?
復活した後はいったいどんな活動をしていくつもりなのか?

謎が謎を呼ぶバンド、ロボピッチャー!
リアル脱出ゲームの原点はここにある!
あなたはこの謎を解き明かすことが出来るか?!!

注! このイベントは参加者が自ら音楽を楽しむものなので、参加型謎解き的な要素はありません。

■ 2012/11/25(日)京都・KYOTO MUSE
■ 2012/12/8(土)東京・渋谷 O-crest

 


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